矯正治療

矯正治療の目的

80歳以上で20本以上の歯が残っている方は不正な噛み合わせの人は少なく、矯正治療で治療目標としている歯並び、咬み合わせと類似していることがわかっています。つまり、理想的な咬み合わせが、歯を長持ちさせる一つの重要な要因といえます。

矯正治療の目的は、機能的および審美的な回復の2つであると考えられます。
機能的な回復とは、バランスよく、しっかり咬むということです。顎関節との調和も考えながら治療していきます。
審美的な回復とは、見た目や歯並びを良くするということだけではありません。スマイルラインや、下顎の位置、口唇の位置なども考えて治療することが必要です。事実、咬み合わせを上手に整える事により口元はいっそう美しくなります。

矯正治療のゴール

矯正治療は、明確なゴールを設定して行う必要があります。ただ歯を並べるだけではいけないのです。すなわち、正しい診断を行い、正しい治療計画を立てなくてはなりません。治療計画とは前述した歯を守る事ができる咬み合わせ、美しい口元、安定した歯並びを保つようにしてあげることを指します。

例えば、家を建てるとき、きちんとした地盤の調査の後、正確な設計図のもとに建築する必要がある事と同様に、歯並びを治す時にも顎の骨とそれにかかわる関節の位置を把握してから歯を並べて行く必要があります。これらがあって初めて、審美と機能の両方を兼ねそろえたゴールにたどり着けると私たちは考えています。